子供が8か月の時、私は夜泣きと夜間の授乳に悩まされており、精神的におかしくなりそうになっていました(>_<)
そこで夜な夜な見ていたのが「夜間断乳」のブログ。
- 子供がぐっすり寝てくれる
- 夜泣きがなくなる
- 離乳食もモリモリ食べてくれる
このときの私にとって夢のような話が書かれていた夜間断乳という行為に心を奪われました。
…
実際に夜間断乳を行ってみて、嬉しいことに↑に書かれている全ての効果を得ることができたのですが、
やってみて思ったのは夜間断乳はちゃんと心の準備をしてから行わないと失敗するんじゃないかということ。
酷なようですが軽い気持ちでやろうとすると成功しないことが多いです(>_<)
そこで今回は実際に体験した私が思う、夜間断乳をする上でのとっても単純な3つのコツをお伝えしたいと思います(*^^*)
このコツを掴めば夜間断乳成功にぐっと近づきますよ♪
夜間断乳成功への道1 生活リズムを整える
夜間断乳に限らずですが、夜泣きをなくすためには子供の生活リズムがある程度整っていることが大切!
夜泣きをしてしまうのは夜と昼の区別がついていないというのが一つの要因なんです(>_<)
「夜は静かに寝る」という単純なことですが生まれて何年も経っていない赤ちゃんにとっては理解するまでに時間がかかります。
そこでママやパパ、家族の方が赤ちゃんを助けてあげて、夜は部屋を暗く静かにしてあげて赤ちゃんを眠りに誘ってあげようにしましょうね(*^^*)
赤ちゃんだって大人の気持ちが分かる!優しく言い聞かせよう
- 朝→起きる
- 昼→遊ぶ
- 夜→寝る
のサイクルがきちんと整っていると子供は「夜暗くなってきたからそろそろ寝る時間だな」と学んでいきます。
「子供はまだ赤ちゃんだから大人のいうことなんてわかっていないだろう」
と思ってしまいがちなんですが、子供は本当に賢いです^^♪
言葉がわからなくても空気がわかる!
お母さんの気持ち(夜はいい子に寝てほしい、夜泣きはしないでほしいなど)は子供に絶対に伝わりますので、根気強く行いましょうね♪
ねんねまでのリズムが1週間で完成!
夜間断乳をするときにはこれらのことに気をつけながら過ごすようにしていました。
夜暗くなってくると必ず
「お外真っ暗になってきたね。そろそろご飯食べてお風呂入って寝る準備しようか」と
伝えるようにしました。
夜間断乳をしたとき息子は生後8ヶ月だったので分かっていたのかは定かではありませんが^^;
ちなみにうちは寝るまでのサイクルが、夕飯→お風呂→授乳→ねんねまで遊ぶ→寝るという感じだったのですが、
同じサイクルで毎日過ごしているうちにお風呂から上がったくらいの時間から子供が目をごしごししたり、目がとろーんとするようになってきたんです。
えっ?もしかして眠いの?!
って嬉しくなりました(*゚▽゚*)♪(笑)
ここまで大体1週間くらいだったと思います。
たった1週間とはいえ、ちゃんと習慣がついてきてたので「子供の順応能力って本当にすごい!」と思った瞬間でした。
子育てってちゃんとすればこんなに思い通り?になるんだなー楽になることもあるんだなーとさえ思いました^^
夜間断乳成功までの道2 寝かしつけの方法を考える
生活リズムを整えると同時に考えなければいけないのが、寝かしつけの方法です。
今までうちの息子はおっぱいで寝おちしてから布団に下ろして寝かせるという方法だったのですが、
それだと夜中に眠りが浅くなってしまったときに「おっぱいがない(T_T)!」と気づいて泣いてしまうんですよねー…
そうなるともうおっぱいをあげないと泣き止まない…
夜中に騒がれたら近所迷惑も気になります^^;
今思うと、寝落ちさせた後そーっと布団においてもすぐに「ピクッ!」となって起きてしまうときも多かったので、
これも「おっぱいがない!」と気づいての行動だったのかもしれません。
背中スイッチっておっぱいスイッチだったのかなぁ??
そう思い出してから私はおっぱい以外での寝かしつけ方法を探し始めることにしました。
でも…なかなか上手くいく寝かしつけの方法が見つからなかった
授乳しながらの寝かしつけをやめようと思ったときに、最初はねんねの絵本を使ってみたり子守唄を歌ってみたり、
子宮の中の音を聞かせるアプリを聞かせてみたりしましたが全然効果はなく…(T_T)
寝るどころかなぜか元気になってしまってあちこち動き回ったり、「まだ寝たくないよ〜〜!」と寝かそうとすると泣いてしまうようになったんですよね。
完全に逆効果…
子供の隣で寝たふりをしてみたり、おっぱいがわりに水やお茶を飲ませてみたりしましたが、そもそも口にすら入れてくれず…
私が寝たふりをすると「あー!あー!」と騒いで起こそうとするし、それでも起きないと「ぎゃー!」と泣きながら私に訴えてきました・・・><
まーったく効果なし、、でお手上げ状態でしたよー…
秘技!あゆみは背中スリスリを覚えた!
でもいろいろな寝かしつけを試していく中でやっと…
やっと!
子供が落ち着いてくれる方法を発見したんです!
それが
背中スリスリ〜〜!!o((=゚エ゚=))o
(ドラえもん風)
でした♪
うちの息子はよくある背中トントンは嫌いみたいで、「やめろーっ!」っていう感じで避けるしぐずるしで全然寝てくれなかったのですが、
添い寝して背中をスリスリしてあげると落ち着くのか、布団にゴロンしてむにゃむにゃするようになってきたんです。
この背中すりすりを毎日続けていると、なんと嬉しいことに
背中をスリスリしているだけで眠ってくれるようになったんです(*^^*)
初めておっぱいをあげずに背中スリスリで寝てくれた時は「えっ!うそ、まじで!?寝たの!?(*゚∀゚*)」って感じで、嬉しいというよりびっくりしました。
背中スリスリなら私も寝ながらできるし、抱っこより疲れにくいのでとっても楽で、なんだか必殺技を身につけたような気分になりました^^
それからは寝る前に布団に横になって背中スリスリをするのが息子の入眠儀式になりました。
夜間断乳成功への道3 母親が強い意志を持つ
私が夜間断乳をするにあたって一番重要だと思っているのがこれです。
夜間断乳を成功させたいなら母親が強い意志を持ち、「絶対におっぱいをあげない!」と強く誓って断乳に挑戦する必要があります。
夜間断乳は途中で根負けして子供に授乳してしまったら即失敗です。
子供にギャン泣きされても声が枯れても夜中じゅう泣き続けてもおっぱいをあげないというママの強い意志が大切です。
※もちろん子供の体調が悪そうな時は避けてくださいね。
ギャン泣きに負けて授乳してしまったらまた挑戦するときには最初からやり直しになるので、子供の精神的にも親の精神的にもかなりつらいです。
断乳すると決めたら
ママも泣き声に負けずにぜ~~~ったいにおっぱいはあげないから●●くん(ちゃん)も頑張ろうねっ!
と心に決めて臨みましょうね。
8ヶ月で夜泣きが2時間おきっておかしい?
そもそもなんで8ヶ月で夜間断乳を始めようと思ったのかというと、私が今まで一番夜泣きに悩まされた時期だったからです。
それまでも2時間おきに起きて授乳する毎日を過ごしていたのですが、
「まぁ母乳飲んでる赤ちゃんってこんなもんなんだろうな」なんて思っていました。
でもふとママ友と話していると「8ヶ月くらいになると夜中の授乳も減ってくるから楽だよね〜」なんて話していて( ゚Д゚)!
「うそ!うち未だに2時間おきに夜中起きるんだけど!」と焦り始めました。
8ヶ月にもなって2時間おきの授乳っておかしいんじゃないかと…
一般的に8か月ごろになると1日の授乳回数は4~6回くらいになるといわれていますが、
うちの子の場合は毎晩必ず3~4回は起きておっぱいを欲しがるという毎日を過ごしていました。
日に日に起きる間隔も短くなってきて2時間ごとに起きては激しく泣くようになっていったんです(T_T)
私は子供を完全断乳で育てていて、夜の寝かしつけをおっぱいに頼っていたんですがそれがいけなかったのか…
でも夜おっぱいじゃないと寝ないしどうしたらいいんだろう?
とモンモンと考える日々だけが続きだらだらと時間だけがすぎました。
8ヶ月くらいになると夜の授乳回数は減ってくる傾向が強い
夜泣きで起きて授乳している間、ネットでいろんな育児サイトをのぞいてみたり(←本当は良くないと思うんだけど…)、
昼間に育児書を読んでいたりすると
「8か月ごろになると赤ちゃんはまとまって寝られるようになります」とか
「夜の授乳はほとんど必要ないでしょう」なんて書いてあることがあります。
でもこれって全然うちの子には当てはまらなくて
むしろ2時間おきに起きてめちゃくちゃおっぱい欲しがりますけど?って感じだったんです^^;
夜中グースカ寝ている夫にイライラ
夜おっぱいを欲しがるのは仕方ないと思うんですが、夏とか暖かい時期はまだましだけど、冬の夜中の授乳はものすごくつらいんですよね(;_;)
ちょうど私の息子が8か月の時期は11月ごろでどんどん寒くなってくる時期だったので超寒がりな私は本当にいやでしたw
そんな中毎日毎日2時間ごとに起こされて授乳をしていると、隣ではグースカ寝息を立てている主人にイライラしてきます(*_*)
「寒いからおっぱいあげたくないよ~」と思って、私が泣いている子供を少しでも放っておくと、
「おっぱい欲しいんじゃないの?」と寝ながら言ってくるので、夫には申し訳ないけどちょっとした一言でかなりイライラしていました。
「じゃあ毎晩あなたがおっぱいあげればいいじゃない!!」
…
と言いたいけれどそれは無理だし、、
そんな毎日が続くと
「なんで女しかおっぱいが出ないんだろう」
「なんで私にはおっぱいがついているんだろう」
「なんで母乳がでてくるんだろう」
とまで思うようになってきました><
今思うとかなりキツイ精神状態だったと思います。
8ヶ月の赤ちゃんの夜中の授乳について助産師さんに聞いてみた!
そんな中、近くにある市のこども支援センターで助産師さんによる育児の相談会が行われるという情報をゲットしたので、思い切って
子供の夜泣きについて相談してみよう!
と思いました。
なかなか相談できる人もいなかったし、プロの方と話す機会もなかったので、すがるような気持ちで支援センターに向かってみたんですね。
そこではやはりプロの助産師さんの話を聞けたとだけあって「ハッ!」とする情報をたくさんゲットすることができました^^
それをあなたにもシェアさせていただきたいと思います^^
8ヶ月にもなって2時間ごとの授乳は助産師さんもびっくり
相談会ではひとりずつ助産師さんに質問ができるコーナーがあったのでそこで私は
- 子供が8ヶ月になっても2時間おきにおっぱいを求められる
- 夜泣きがつらい
- なんとか続けて眠れるようになりたい
と質問してみました。
「8ヶ月になっても2時間おきで授乳」の話をすると「えっ!」と素で助産師さんにびっくりされて、
「お母さんとっても大変だったわね。
8ヶ月くらいになるとだんだん夜泣きは少なくなってくることが多いんだけど、
中にはお母さんの赤ちゃんみたいに頻繁に起きてしまう子もいるみたい。
寝かしつけはおっぱいなの?」
と聞かれました。
私は毎日おっぱいで寝かしつけして、吸っている間に寝落ちしたらそーっと布団に寝かせるという方法をとっていたのですが、そこを指摘され、
「寝るときにおっぱいを吸いながら寝ると赤ちゃんの眠りが浅くなった時に「おっぱいがない!」と気づいて起きて泣いてしまうことがあるの。
赤ちゃんにとって寝付くときの状況と夜中に目が覚めてしまったときの状況が違うと
大人が布団で寝ていたはずなのに目覚めたら森の中で寝ていた!くらいびっくりしてしまうものなんですよ。」
と教えていただきました。
この話を聞くと確かに「私がそんなことに遭遇したらびっくりして声をあげてしまうなぁ」と納得しました。
赤ちゃんの夜泣きをなくす方法を助産師さんに聞いてみた
この日助産師さんにされたアドバイスとしては
- 夜の寝かしつけをおっぱい以外にかえること
- 可能であれば夜だけ断乳(夜間断乳)にチャレンジするとよいこと
- 夜泣きの専門家の方が書いた本があるので、それを読んでみるとよいこと
主にこの3つのアドバイスをいただきました。
8ヶ月の夜泣きの対処法を解説!
夜の寝かしつけをおっぱい以外にする
子供が夜泣きすることの一つの原因として
夜寝付くときの状況と夜中に眠りが浅くなって目覚めてしまったときのギャップに驚いてしまうということがあるので、夜の寝かしつけをおっぱい以外の方法にするとよいと教えていただきました。
主な夜の寝かしつけの方法としては
- 添い寝
- 背中トントン
- 抱っこ
- 絵本
- 寝たふり
- おっぱいの代わりに水やお茶を飲ませる
- オルゴール
- お気に入りの毛布やタオルをもたせる
などがあります。
私の息子は背中トントンならぬ「背中スリスリ」がとっても効果的でした^^
夜間断乳にチャレンジ
夜間断乳は文字通り夜だけ授乳をやめることです。
夜だけおっぱいを止めることで夜中に「おっぱいがない!」となくことがなくなりますので、
夜泣き防止に効果があるといわれています。
私は実際にチャレンジしてみたのですが、夜間断乳に成功すると本当に夜泣きがなくなります!
朝までぐっすり寝てくれますし、離乳食ももりもり食べてくれます!
何より私の睡眠時間が確保できたのがうれしい(#^^#)
あなたも夜泣きに悩んでいたらぜひ夜間断乳!チャレンジしてほしいです。
夜泣き専門保育士 清水悦子さんの本は超おすすめ!
夜泣き専門の保育士さんとして活躍されている清水悦子さんが執筆されている
「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」という本がありますが、
これが助産師さんにおすすめされた本なんです。
私には全然思いもつかなかった夜泣きの原因や対処法、
生活リズムを整えることの大切さやイライラしない子供とのかかわり方など、
多くのことを学べました^^
一度読んでみると夜泣きや子供に対する気持ちがガラッと変わります。
心が楽になりました(;_;)
あゆみの一言
私は夜間断乳を始めるまでは2時間ごとの授乳が当たり前だと思っていたのですが、
ある日育児相談会で出会った助産師さんの言葉で夜間断乳を決意することに決めました。
3日で夜間断乳を成功させた私が考える成功のコツは
- 生活リズムを整える
- 寝かしつけの方法を考える
- 母親が強い意志を持つ
のたった3つです。
この3つの方法を念頭において夜間断乳にチャレンジしてみてください。
育児って本当に悩むことがいっぱいで、ひとつ悩みが解決するとまた次に新たな悩みが襲ってきますね。
私も生後8ヶ月ごろの夜泣きにはかなり悩まされましたが、息子が1歳9ヶ月になった今、イヤイヤ期の到来という新たな悩みに直面しています^^;
もしあなたのお住いの市区町村などで育児相談会などが行われているようでしたら、
一度参加されてみてください^^
専門家のお話が聞けたり同じ悩みを持つママさんたちと出会えたりきっとたくさんの発見がありますよ♪