一人目の時は母乳育児に関心が無く、産院先でも特に母乳育児は推奨していなく、私は母乳が簡単には出なかったので、入院中から、母乳とミルクの混合で、退院したらなんの疑問も持たず、ミルクに切り替えました。
しかし、最近は母乳育児をよく耳にすることがあり、2人目を授かった時に、母乳育児への憧れがあり、出産し、いざ母乳をあげてみましたが…
母乳をあげたくてもそう簡単には出なかった…
生まれたばかりの赤ちゃんは、吸うのも下手、ママもおっぱいも全然出ない。
飲み足りないからすぐお腹が減り泣く。
2時間おきどころか1時間おきに泣くわ。
泣くわでママも赤ちゃんも寝不足、おっぱい出ない。
疲労がたまり、負のスパイラルに・・・
こりゃ、余計におっぱい出ないじゃん。ただでさえ出ないのに・・・
さらに追い打ちをかけるように、乳首が死ぬほど痛い吸われ過ぎてなのか、乳首がヒリヒリ。
乳首を吸われる度に、鬼の形相で耐えながら、授乳してました。
まずは乳首の痛みをとる
とにかく痛みを取らないと、喜びの授乳が苦痛でしかなかったので、まずは痛みを取りたかったです。
痛みが和すると言う事でランシーノという軟膏を産院先で処方してもらいました。
更に乳首保護器を購入し、痛みがひどい時は搾乳したものを哺乳瓶に移し替えて与えていました。
桶谷式母乳マッサージにしばらく週1で通う
マッサージの先生に『お母さん、おっぱい出てるわよー。』と励まされながら…。
精神状態もかなり不安定で、先生にちゃんと出るようになるのか?など話を聞いてもらい泣きながらおっぱいマッサージを受けました。
おっぱいのマッサージでもあるが、心のカウンセリングも受けた様な気持ちになり、自分の不安なども吐き出し、リラックスできた。
母乳へもいい効果がありました。
マッサージ後は、おっぱいがふんわりマシュマロみたいになって、乳管開通したのと、母乳のあげ方左右バランスよく上げるなどの指導も受けれたので、大変良かったです。
私は、通っていましたが、出張もしてくれる所もあるみたいなので大変いいと思いました。
母乳にいいハーブティーを飲む。
AMOMAハーブティーも1日中飲みまくっていました。
ハーブティーは月一で定期購入してました。
こちらのハーブティーを飲むと胸が張ってくるのが自分でも実感しました。
冷えたものは飲まない
飲み物はなるべく常温か暖かい飲み物を、取るようにしました水分は多めに取るように心掛けました。
一筋縄では行きませんでしたが、見事、完全母乳に成功‼
私は努力なしでは、母乳が出ない体質なんだと実感しました。
私の憧れ、聖母マリア像へは何処へ…
入院中に赤ちゃんの体重の増え方が思わしくない。と言う事で、退院後も経過観察に入り2日おきに体重を測りに産院先へ通いました。
そして生後1ヶ月検診。
やはり体重の増え方が思わしくないと言われました。
母乳と併用して粉ミルクと混合にした方が良いと先生に言われてしまいました。
ママ友やネットであらゆる情報収集をして母乳に良いとされるもの、痛みの緩和できるものなど、色々試しました
それから生後3ヶ月検診でやっと標準の体重になりました。
夢に見た、念願の聖母マリアになる事が出来ました。
完全母乳成功しました!!
さいごに
母乳はいいことだらけ。
気が付いたら、体重も妊娠する前よりも減っていて、独身の頃の体重に。
とにかく、お腹が空きます。
食べての食べても赤ちゃんが吸うので、栄養は全て赤ちゃんへ。
かなりこれで痩せました。嬉しすぎる。
産後の子宮の戻りも良くなるらしい。
そしてだんだん赤ちゃんとお出かけもする事が増えてきた、哺乳瓶と粉ミルクとお湯の入った水筒を持たずに手掛けれる身軽さ。
赤ちゃんだけでも結構な重さなのに、荷物はなるべく軽くしたいですよね。
上の子の時は哺乳瓶、粉ミルク、水筒のミルク用品一式は必須でした。
更に赤ちゃん連れだとオムツや着替え一式なども必要になる為、このミルク用品一式分、軽くなるので、全然荷物の量が違うー。
ミルクを作る手間が省け、外出時は授乳ケープさえあれば、OKなんです。
上の子の夜間のミルク作りは結構大変でした。
毎回哺乳瓶を洗い消毒もしなければなかったし。
哺乳瓶も1本では全然足りないので5.6本は必要、哺乳瓶の乳首も成長に合わせてサイズが違うので購入しなければならないし。
これらが全て省略。
新生児は授乳だけで1日あっという間だし、時間短縮にもなります。
上の子の時には、粉ミルクを切らしてはいけないと常に家にはストックがたくさん置いてました。
母乳は経済的にも大変良いです。
時間もお金も節約。
私は、聖母マリアへの強い執着から、母乳が出るまで涙あり苦労ありの道のりでした。
一筋縄ではいかず、一時は挫折しかけましたが、しかーし、今は授乳中、幸せな時間を日々実感しています。
この密着感が1番幸せです。
赤ちゃんも安心しきっておっぱい吸ってくれています。
愛おしいってこの事だったんですね。