- 断乳したんだけどおっぱいが張って痛い・・・
- 圧抜きをするといいって聞いたんだけどどうやってやるの?
- 痛いときの対処法を知りたい
断乳にせよ卒乳にせよ、赤ちゃんに授乳するという大きな役目を終えたオッパイに必要なのが、お母さんのおっぱいケア。
放っておくと痛みが出たり母乳が詰まったりして乳腺炎になってしまう事もあります。
おっぱいが張ってしまったときは圧抜きをすると痛みが楽になるのですが、一体どうやってどのくらいやったらいいのかわからない、という方も多いと思います。
今回は私が母乳外来の助産師さんに聞いた、断乳後の圧抜きの方法と張りすぎて痛いときの対処法をご紹介します^^
効きますよ〜!w
断乳ケアの正しい圧抜きのやり方は3ステップ!ポイントは?
母乳が出過ぎて胸が張るときには自分で乳首を絞って母乳を出す「圧抜き」がいいといいますが、やり過ぎると余計に母乳が分泌されて痛みがひどくなるというのを知った私は1人でチャレンジするのが怖くて、母乳外来にいる助産師さんに圧抜きのやり方を実際に聞いてみることにしました。
助産師さんに聞いた圧抜きのやり方をご紹介します。
- 1、片方の胸に両手をあてて乳房をつつみこみ、軽くほぐします。ガチガチでほぐすとまではいかないかもしれませんが、少しだけゆさゆさしておきます。
- 2、そのあと乳房を包み込んだまま親指と人差し指で上と下を挟み込むようにして少しずつ母乳を出していきます。
このとき勢いよく母乳が出ることもありますので、注意しましょう。 - 3、今度は乳房の左右を挟み込むようにして搾乳します。
ポイントは圧抜きは1回やるごとにおちょこ1杯くらいの量を自分で搾乳すること。
あまり絞りすぎてもまた母乳がいっぱい作られてしまってダメなのです。
断乳後の圧抜きの回数は?
圧抜きの回数もやりすぎると脳が「母乳がたりないぞー!もっと作れー!」と勘違いしてさらに分泌されてしまいますので、多くても1日4~5回程度に抑えます。
通常は1日に1~3回程度行うようにしましょう。
乳首からおっぱいを出す量が少なくなってくると脳は「母乳は足りてるようだぞー!作るのやめー!」という指令を出すので、だんだん母乳が作られにくくなり、張りがおさまってきます。
母乳の張りで痛いときは?
断乳のあと、約2日間はおっぱいが張って痛くてもできるだけ圧抜きすることだけを行いましょう。
圧抜きをするときは決してたくさん絞りすぎないようにして、
- 絞り過ぎず
- 張りが軽くなる程度
を心がけて行うことが大切です。
また、痛くて辛い時には保冷剤やビニール袋に入れた氷をタオルでぐるぐる巻きにして、「ひんやりして気持ちいい」くらいの温度であてるようにしましょう。
このように患部を冷やすようにすると痛みがとっても楽になりますよ^^
もし
圧抜き程度じゃ良くならんのじゃ〜(`ω´)!!
というときは、あまり痛みが続いてしまうと精神的なストレスにもなりますし、乳腺炎になってしまう恐れもありますので、迷わず産婦人科や母乳外来に相談するようにしましょう。
乳腺炎を放置して悪化すると、入院や手術の可能性もあります・・・こうなっては大変です!
電話するだけでも簡単な対処法を教えてくれたり、話を聞いてくれることで気持ちが楽になる場合もありますよ^^
痛くて痛くて母乳育児を止めようと思ったときも母乳外来が役に立ちましたよ^^
断乳後は第二の試練
断乳後は今まで赤ちゃんに飲んでもらっていた母乳が体の中にたまってしまいますので、どんどん母乳が分泌されてお乳の中に溜まっていきます。
するとガチガチの岩みたいに固くなってしまうのですが、これがかなりつらい…
押すのはもちろん軽く触れるだけでも激痛が走る時があります。
赤ちゃんのギャン泣きよりこっちが辛かったというママもいるほど(;_;)
私も夜間断乳もつらいと思いましたが、「ココでも母は我慢しなきゃいかんのか〜!!」と顔がゲンナリするくらいの第二の試練の訪れです><
母乳で張りすぎたときの対処法
圧抜きをしても保冷材で冷やしても母乳で胸が張って辛い!
でも病院に行く暇も電話する暇もない!!
というママさんもいると思います。
そんなときは自宅でこんな対策をするといいよーと助産師さんに教えてもらいました!
なるべく胸に刺激を与えないようにする
胸が張りすぎると腕を上げるだけで痛くなったり子供を抱っこするだけで痛いということも出てきます。
そんなときは無理をするとさらに症状が悪化し、ズキズキしてしまいますのでなるべく触らないようにしたり、抱っこのときも腕に力を入れると胸のあたりまで痛くなることがありますので、負担がかからないようにしゃがんで抱っこしたりと工夫しましょう。
母乳が張りにくい食事を食べる
母乳がドロドロになったり詰まりやすいといわれているお餅や乳製品、豚肉や牛肉、脂っこいものは取らないように気をつけましょう。
母乳の分泌を抑える効果のある飲み物を飲む
飲み物での対処法としてはセージやペパーミントといったハーブが使われたハーブティーを飲むのも一つの手です。
セージやペパーミントには母乳の分泌を抑制する効果があるらしくヨーロッパとかで卒乳や断乳の時に使われてるんですって。
ハーブティーは常温以下の温度にして1日に1~3杯飲むといいみたいです。
効果を感じられたハーブティーはこれ!
日本ではなかなか断乳や卒乳専用のハーブティーというのが見つからなかったんですが、ふと半年検診で行った病院に置いてあったたまごクラブを読んでいるときにAMOMAのハーブティー
があることを知りました。
ただ「せっかく買っても効果がなかったらやだな~」と思って、買う前に子育ての口コミサイトで評判とかをめちゃくちゃ調べてみたんですが、けっこうAMOMAのハーブティーを飲んでる人って多いんですよね。
さすが有名雑誌が紹介しているだけあるなと。
効果があったと言っている人もいたし、1袋30個入っていてお値段もそんなに超高いわけではなかったので、1回お試し注文してみました。
1日目はさすがに効果はすぐに感じられず・・・
1日目はおっぱいがガッチガチの張りでつらく、本当にきつかったので、ハーブティーを飲んだとしても、さすがに母乳や痛みがピタッと止まるわけではありませんでした・・・
ただ、1日2~3杯飲んでみたらなんとなーくですが、少しずつ張りがおさまってきたような感じが・・・?
気のせいかもだけど^^;
とりあえず3日後の母乳外来の日まで飲み続けることにしました。
3日後の母乳外来で 母乳が止まった! と助産師さんにほめられた!
結構半信半疑でのんでいたハーブティーでしたが、飲み始めてから3日ほど経った日に行った2度目の母乳外来では
「あんなにたくさん母乳出ててすっごい張ってたのにちゃんと止まったねー!よかったね!」
と助産師さんに言ってもらうことができました!
「本当に止まるのかな・・・」とすごく心配していたので、こう言ってもらえてうれしかったです。
「病は気から」的なものなのか、ハーブティーを飲んだことによる「安心感」からかわからないのですが、とりあえず飲んでみてよかったーと思いました。
1杯あたりにすると数十円しかしなくてけっこう安いので、もしよかったら見てみて下さいね(*^^*)
私が3日で成功できた夜間断乳の方法
- 毎日毎日夜泣きが辛い・・・
- 真夜中に何度も起こされて体力の限界・・・
- 泣き声を聞くとイライラして精神的にもつらい・・・
赤ちゃんはちっちゃくてまるくってふわふわで、本来であればとっても可愛くて愛しい存在(#^^#)
でも、毎日毎日毎日子供の泣き声を聞いているとついイライラしてしまうこともありますよね。。
「もういい加減泣き止んでよ!!!」
なんて怒鳴ってしまってその後自己嫌悪・・・
ママはどうしても子供と二人の時間が長いので、一人で悩んでしまいがちですよね・・・
私もまさにこの状態で、ずーっと一人で悩んで誰にも相談できずにいたし、周りに頼るのは恥ずかしいことだと思っていました(;_;)
- 「ほかのママさんは一人でも頑張っているのに私はダメな母親だ・・・」
- 「自分の子どもなのになんとかできないなんて情けない・・・母親失格だ」
私はいつもそう思っていたんです><
でも・・・
うちの子は今2歳なんですが、今思うと
そんな風に一人で悩む必要なんてどこにもないし、なかったんだということにやっと気づくことができました。
今回は私が実際に体験したことから8ヶ月も続いた夜泣きが3日間でゼロになった夜間断乳の方法についてご紹介していきたいと思います^^
夜間断乳のやり方
息子の夜泣きが3日でなくなったある方法とは、
「夜間断乳(やかんだんにゅう)」という方法でした。
1日めはめちゃくちゃなギャン泣きで私も何度も心が折れそうになりました。
何度おっぱいをあげようと思ったか・・・
でも、今まで夜の頻回授乳と昼間もあまり寝てくれない我が子だったので、私の体力も精神も限界でした。
なんとか1日めを乗り切って、2日めになって少しずつ夜泣きも楽になってきました。
そして3日め。
なんと息子が生まれて初めて8時間も熟睡することができたんです!
夜間断乳のときにやったこと
まず夜間断乳をするときにやったのは「寝る前のスキンシップ」です。
1日頑張ってたくさん遊んだ子供に
「頑張っていっぱい遊んだね~」「明日も遊ぼうね~」「いい子だね~」って沢山声がけしました。
次にやったのは「入眠儀式」を整えること。
子供の寝る前に毎日決まったことをやることによって「もうすぐ寝る時間なんだ」と覚えてもらうのが目的です。
入眠儀式にはいろいろあるのですが我が家が一番効果があったのは「背中スリスリ」。
息子の場合はトントンではなくスリスリだったんです。他にも効果のある方法はいろいろあるので、こちらの記事も参考に試してみてくださいね。
夜間断乳が成功するまでの3日間の様子
あとはもうとにかく
「絶対におっぱいはあげない!!!!!!」
と強く思いながら子供と接することです。
今までおっぱいで寝ていた子供を、おっぱい無しで寝かせるのは想像以上に大変でした(*_*)
何度も心折れておっぱいをあげそうになりました。
夜泣きしたときにいつもすぐおっぱいをあげていたのをこの日から拒否するようにしたら、(案の定ですが)猛烈にギャン泣きされて暴れまくり・・・
ほとんど寝ずにずーーーーーーーーーっと泣いていたので、それはもう地獄のような夜でした・・・((+_+))
「こんなんで本当に夜間断乳成功するのかな?」
なんて初日にして不安に思いましたが、
「ここで負けたらすべてやり直しだ!がんばろう!!」
と思い、私も泣きながら耐えて夜を明かしました。(T_T)
【1日めの様子】
2日目は多少1日目より泣き方や泣く時間が短くなってきたもののあまり1日目とは変わりませんでした。
【2日めの様子】
でもとうとう迎えた3日目には劇的な変化が起こったんです!!!
寝かしつけの段階からめちゃくちゃ楽で、「えっ!もう寝た?」という感じでしたし、寝た後も次に起きて泣いたのは朝の4時でした!
【3日目の様子】
「いや~♪すごい!夜間断乳すごい!寝られるって幸せ♪」
と感激( *´艸`)。
朝の4時って普通に考えると早いですが、子どもはこのとき夜20時に寝てくれていたので、8時間も寝られたことになるんです^^
新生児のころから生後8ヶ月になるまで一度も夜に起こされずに寝られたことがなかったので、このときの感動ったらなかったです(*´▽`*)♪
初日のギャン泣きは本当に辛かった・・・
でも、ぐーーーー・・・・・・っとこらえましたよ。
そのおかげで3日めにはかなりギャン泣きが落ち着いてきて、3日間で8ヶ月間悩まされていた夜泣きがなくなり、寝かしつけも本当に楽になりました。
完全断乳もたった1日で成功しましたし♪
※あまりにもすんなりいきすぎて拍子抜けした完全断乳の体験談はこちら。
うちの息子は今2歳でいやいや期真っ最中の時期ですが、夜泣きに悩まされていた時期に比べるとかなりストレスフリーな生活ができています。
今思うと「めちゃくちゃ大変だったのって1歳になるまでだったかもなぁ・・・」とおもうので、あなたが辛い思いをしているのもきっと長くは続かないと思います^^
育児で大変なママは家事にはちょっと手を抜いて、息抜きすることも大切ですので、温かい飲み物でほっと一息ついてこれからの子育てを前向きに考えていきましょうねー!