- もう夜中子供に起こされたくない
- ぐっすり朝まで寝たい
- 2時間ごとの授乳がつらい
- 私の気持ちも知らずに隣でいびきをかいて寝ている夫にイライラする
子供の夜泣きに泣かされているお母さんの中にはこのように考えている方も多いのではないでしょうか。
そんなときに私がおすすめしたいのが夜泣きがなくなる!朝までぐっすり寝られる!の「夜間断乳」なのですが、夜間断乳は生半可な気持ちで初めては絶対に成功しません><!!
・・・しょっぱなからちょっと厳しい言い方をしてしまいますが、私は経験者としてこれから夜間断乳を始めたいというママさんに声を大にしてお伝えしたいと思います。
今回はその理由は何なのか?についてお話したいと思います。
夜間断乳は辛い…まじで
夜間断乳とはその名の通り「夜の間だけ授乳を断つこと」。言葉でいえば簡単ですが、軽い気持ちで始めてしまうと失敗者が続出してしまうほど難しいことでもあります。
その難しさは「母親が子供のギャン泣きに耐えられない」ということにあります。
この記事を読んでくださっているママさんは今までも子供のギャン泣きに耐え続けてきていると思います。
なので夜間断乳でギャン泣きされるといっても「今までも対処してきてるからある程度慣れているし大丈夫だと思う」という方も多いんです。
でも、今まではおっぱいをあげれば泣き止んだということも多かったと思います。
夜間断乳ではもちろんこの方法は使えませんし、子供は今までにないくらい泣いて泣いて泣き叫びます。
声が枯れるほど泣き続け、2時間も3時間も泣き続けることはざらです。
なので、子供が泣いている声を何時間も聞き続けているお母さんはつい
- いつもならおっぱいあげればすぐ泣き止むのに…
- こんなに泣かせるなんて私は悪い母親なんじゃないか…
- 子供のためになっていないんじゃないか…
- かわいそうだからあげちゃおうかな…
と考えてしまいます。
でもここで子供に負けて授乳してしまっては夜間断乳は失敗です。
あなたは夜中に子供の泣き声に3時間も耐えられる自信がありますか?
夜間断乳に一度でも失敗すると成功は遠のいていく
子供は日々お母さんの様子を見ながらいろいろな勉強をしています。
「こうすればお母さんはこうしてくれる」
そう思いながら生きているので、たくさん泣いた後におっぱいをあげてしまうと
これくらいたくさん泣いたらおっぱいもらえるんだ!と学習してしまいます。
そうなるとおっぱいくれるまで子供は頑張って泣き続けますので、
声は大きくなりますし、泣いている時間はどんどん長くなっていきます。
そうなると最初に夜間断乳を始めたいと思ったときよりも大変になってしまいますので、一度「やる」と決めたらその意思を貫き通し、いくら泣かれても絶対にオッパイはあげない!!と強く心に誓いましょう。
私は夜間断乳初日は3時間泣かれた
ちなみにこちらは私の体験談ですが、私が夜間断乳したときは最長で3時間ぶっ続けで泣かれました。
最初の寝かしつけの時は1時間くらいしたら寝てくれたのですが、夜中に起きたときは最初の声よりも大きな声で、「ギーギーヴーヴー」と声が出なくなるほど泣き続けたんです。
これが一番きつかった…
いつもは抱っこでぐっすり寝てくれる息子だったのですが、この時は抱っこ紐が全然効果なく、抱っこしていてもず~~~~~~~~~っと泣いていました。
また私が座ると泣き声が強くなるので、ずっと立ったまま抱っこしていました。
夜中じゅう抱っこしたままだったのもつらかったですが、声が枯れるほど泣き続けて私のおっぱいを求めてくる息子の姿を見ているのがつらかったです(;_;)
息子に対して申し訳ない気持ちとあきらめたくない気持ちとで一晩中葛藤していました。
もう自分も精神的におかしくなりそうだったし、脚や腰、肩の感覚もなくなるほど体力的にもきつくて子供と一緒に泣いていました。
「おっぱいあげたら泣き止むだろうな」と何度も思いましたが、
「そしたらまたやり直しになっちゃう!」と考え直して、つらかったけど2人で泣きながら夜を明かしました。
※ちなみにこのとき主人は隣の部屋でぐーすかでしたw
夜間断乳は本当に必要なのか?
と、このように親子ともかなりつらくてキツイ夜間断乳なので、あなたにはもう一度
- 子供に夜通し泣かれても耐えられるか
- いくら泣かれても授乳は絶対しないという覚悟があるか
を考えていただきたいと思います。
私はもう夜の授乳がつらくてつらくて、
- なんで私にはおっぱいがついているんだろう
- なんで私の胸からは母乳が出てくるんだろう
- こんなものなくなればいいのに
と思うほど、自分の胸に嫌悪感すら覚えていました。
子供が生まれてから生後8ヶ月になるまで毎日夜中に2時間ごとに起こされて授乳するのが耐えられなかったんです。
泣くと主人にもすぐ「おっぱいあげれば?」と言われますしね。。
こんな何気ない一言にもイライラして夫婦仲も悪くなっていきます^^;
なので、「夜間断乳できたら夜泣きがなくなって楽そうだからちょっとやってみたいな~」なんて軽い気持ちで始めてしまうと
絶対に子供の泣き声に耐えられなくなっておっぱいあげてしまいますし、一度夜間断乳に失敗すると成功まで長引きますのでご注意くださいね。
もう夜泣きなんてうんざり!
近所迷惑なんて知らない!(心の中ではごめんなさい)
死んでも夜間断乳成功させてやる!
と強い意志を持ってたら、ぜひ夜間断乳にチャレンジしてみてください。
夜間断乳に成功することで朝までぐっすり寝られるようになりますし、自分の中でのストレスがなくなります。
そうすると子供にも夫にも優しくなれますw
夜寝られるのってこんなに幸せなことなんだと実感していただけると思います^^
夜泣きが1年以上続いたママの体験談。辛かったけど今ではいい思い出
現在7歳、小学1年生の男の子の育児をしています。
我が息子は、2歳ごろまでは、それはそれは夜泣きがひどくて、私も主人も寝不足の毎日でした。
何とか夜泣きを終わらせたい私たちは、いろいろ探りつつ模索しながら夜泣き対策を行いました。
私たち夫婦が力を合わせて実施した体験をご紹介しますね。
1歳から約一年間続いた夜泣きが本当に辛かった
子どもが1歳を過ぎた頃から、夜泣きがひどくなり、夜泣きの原因が分からないまま約1年間続いた夜泣きの時期が、育児の中では辛い思い出ベスト3です。
何が辛いってとにかく寝不足な事です。
当時はアパートの二階に住んでいたので、夜中に泣く声が近所迷惑になるのはと、何とか泣き止ませるのに四苦八苦。
泣き止ませる為に歩き回る足音にも最新の注意を払って、と気を使う事で精神的にもしんどかったです。
何とか抱っこで寝てくれて布団に降ろしても、背中スイッチがあるのか、また振り出しに戻ってギャン泣き。
イライラするしこっちも体力を使い果たした日は、泣いている子を抱っこしたままソファで座って寝た事も何度もあります。
私が調べた夜泣き対策・対処法
幸いな事に主人はすごく協力的で、一緒に悩んで解決策を模索してくれていた事が救いでした。
寝不足でパソコンの操作をしたり、育児書を読む時間もなく、毎日の事に追われる私に変わって、主人が一人で育児書読んだり、ネットで検索したりした事を教えてもらっていました。
ただ、イライラしている私は「そんな事もう試した」とか「本当にこれで泣き止むん」とか言ってしまっていた事を今になって反省しています。
主人が探してくれた中から、4すぐにできそうな対策を相談して決めたのが、
- 暗くした部屋で、抱っこして歩き回り泣き止ませつつ寝かす
- 抱っこはしているが、何もしない
- とにかく疲れさせる
- 日中に思いっきり泣かせておく
- 断乳(哺乳瓶含め)する
です。
実行してみた夜泣き対策・対処法
暗くした部屋で、抱っこして歩き回り泣き止ませつつ寝かす
まずは抱っこしてれば泣き止むだろうと思い、抱っこ帯に入れようとするがその時点で、のけ反って入ろうとしない。抱っこ帯を付けるまでに一苦労。
で、その状態で部屋を暗くして家の中をウロウロ、ウロウロ。
心の中で「早く寝て~」と思いながら。
けど、そんな思いが通じるのか、それに反してなかなか寝ない。
歩き回る事に疲れて、止まってユラユラ。
少しギャン泣きは収まるが、グズッてる。寝ない。
抱っこはしているが、何もしない
何しても泣くから、逆に何もしないでおこう、と思って抱っこしたまま座ってる、です。
結果は、皆様の予想通り・・・泣き続ける事に。
声掛けはしてるんですよ。聞く耳もたずで。。
とにかく疲れさせる
歩けるようになってからですが、お昼寝の後、夕食前までの間で散歩に連れ出たりしました。
1歳の子どもが一人で歩ける距離なんて少しなので、近所の川沿いを30分くらいかけてお散歩。本人はすごく楽しんで、散歩が日課となったのですが、夜泣きは変わらず。
ただ、歩けるようになって1歳半すぎた頃から、泣き方が少し変わってきてました。
わけわからずギャン泣きしている時間が短くなった気がしました。
日中に思いっきり泣かせておく
いろんな事で泣く事の多い幼児、夜泣きが辛い、と思うまでは泣いてると声掛けして何とかご機嫌とろうとしてたけど、少し放置するようにしました。
泣きたいだけ泣いて~、みたいな感じで。が、夜泣き変わらず、で。
断乳(哺乳瓶含め)する
混合だった事もあり、一歳で先に卒乳、その後1歳半頃までは哺乳瓶を飲んでいました。
母乳よりミルクを飲む子の方が、お腹いっぱいになって早めに長く寝てくれるよ、なんて聞いてましたが、まったくその気配はなかったかな。
結局、哺乳瓶の断乳が終わって少ししてから、夜泣きも減り少しずつ長めに寝る様になりました。
夜泣き対策を実行してみた結果
いろいろ実行して、親として感じた結果は、「散歩&断乳」です。
夜中に目が覚めるから、眠たいのに寝れなくて泣いてたのかな~とも感じました。
疲れてお腹いっぱいご飯食べてぐっすり夜寝れれば、夜泣きも減るのかな、と結果をみて思いました。
さいごに
今となっては辛い思い出ですが、これも子育ての一つかと思います。
いろいろした努力は無駄ではなかったと信じて、いま夜泣きで親を困らせている赤ちゃんが、きっといつかちゃんと一晩中ぐっすり寝てくれる子になりますように。
新生児の頃って寝るのが当たり前に思ってて、我が子はなんて親思いのいい子なのかしら~と思っていたのですが、少し心も体も成長すると変化があるんですよね。
七歳になった今は、9時から6時まで、よっぽどの事がない限り熟睡してます。
成長に合わせて悩みは変わるけど、子育てに悩まない日ってないんですよね。
子どもの変化と成長を楽しんで、育児をしていければと思う日々です。