断乳しようかと思うんだけど・・・
- 私、母乳過多で乳腺炎になりやすいんだよね><
- 断乳するうえで乳腺炎を予防する方法や母乳を減らす方法が知りたい!
- 断乳をスムーズに行うにはどうしたらいいの?
そろそろ断乳したいな~
でも、母乳が出過ぎてたびたび乳腺炎を繰り返すとかすぐに胸が張ってしまうという方はとっても多いです。
そんなときは断乳前に母乳量を少し減らしてあげないと、断乳した後に胸がパンパンのガチガチになってしまってとっても辛い思いをしてしまう可能性があります。
そこで今回は安心して断乳するための乳腺炎の予防法や母乳を減らす方法、スムーズに断乳するためのコツをお話しますね。
断乳したいのに母乳過多…どうやって対処していけばいいの?
母乳が出ないのも困りますが、母乳過多だといつの間にか母乳が染みてきちゃうし、胸も詰まりやすいし、子供もむせちゃうし、ママも子供も大変ですよね。
特にママが母乳トラブルで悩まされるのが断乳するとき。
断乳するときには今まであげていた母乳を急にやめることも多いため、普段なかなか張ったり詰まったりしない人も母乳トラブルが起こってしまう事もあります。
特に普段から母乳トラブルが多いママにとっては断乳後のリスクはとても高いものになりますので、断乳する前にはしっかりと予防や対策を知っておく必要があります。
母乳過多で胸が張るときに楽にする方法
まず、すでに行っている方も多いかもしれませんが、母乳で胸が張ってしまってつらいときには次の方法で楽にするようにしましょう。
痛い部分は冷やす
母乳で胸が張った時には冷やすと楽になります。
「痛くなくなる」ということはありませんが、何もしないよりはましになりますので、タオルで包んだ保冷剤や冷えピタなどでひんやり気持ちいいと感じるくらいで冷やしてあげましょう。
圧抜きや搾乳する
圧抜きも搾乳もおっぱいから少しだけ母乳を出す方法というのは変わりませんが、搾乳は比較的しっかり母乳を絞ること。15分くらいかけて絞るようにしますが、圧抜きは指3本程度でおちょこ1杯くらいの少量を絞ることです。
正しいやり方を助産師さんに聞いてきましたので参考にしてくださいね!
https://yakandannyuu.com/256.html
断乳するときに乳腺炎を予防する方法
次に乳腺炎を予防する方法についてご紹介します。断乳する前にはぜひ試してみてくださいね。
身体を暖め過ぎない
身体を温めると母乳は分泌されやすくなりますので、お風呂に入る時には湯船ではなくシャワーで済ませるようにしましょう。
湯船に入りたいときには少し低めの温度で半身浴くらいにするとよいでしょう。
授乳の仕方を工夫する
同じ方の胸でばかり授乳したり同じ抱き方をして授乳しているとよくつかわれる乳腺となかなか使われない乳腺が出てきてしまいます。
乳腺はなるべく開通させておいた方が詰まりにくくなりますので、両胸を均等に使っていろいろな抱き方で授乳させましょう。
食事に気を付ける
食事は母乳の出にあまり関係ないという意見もありますが、私の場合には甘いものを食べると詰まりやすくなってしまっていましたので、「ちょっと今日は張るなぁ」というときには甘いものは控えていました。
母乳が作られやすいとされる食べ物や飲み物には以下の物が挙げられます。
- 甘いもの
- 脂っこいもの
- 根菜類
- 乳製品
- いも類
- 水分(特に甘いジュースやスポーツ飲料)
もしこれらの食材や飲料で母乳が詰まりやすくなった経験があるときには控えるようにすると良いでしょう。
胸を圧迫しないようにする
きつい下着や洋服を着たりして胸をしめつけてしまうとリンパや血液の循環が悪くなり母乳が詰まりやすくなるといわれます。なるべくゆったりとした服装を心がけましょう。
母乳を減らす方法
根本的に母乳を減らす効果のあるものとしておすすめされるのが、ペパーミントやセージ、タイムなどのハーブを使ったハーブティーです。
ハーブティーを飲むと不思議と
- 胸の張りが弱くなった
- 母乳の量が減ってきたので子供がむせることが少なくなった
- 授乳後でもパンパンだったオッパイの痛みが軽くなった
- だんだんオッパイがふにゃふにゃになってきた
- 今まで頻回授乳だったのに授乳回数が減ってきた
- 何度も変えていた母乳パッドを使う量が減った
という嬉しい口コミが多いのも事実です。
でも「ハーブティーって言ってもいろいろあるし、子供に悪影響があったら困る…でも何がいいのか調べる時間もない…」という方もいらっしゃると思います。
有名なのは『AMOMA』のオーガニックハーブティー
ですね。
たまごクラブとか赤ちゃんが欲しいなどの妊娠育児用の雑誌でも良く取り上げられているハーブティで、口コミも嘘のように高評価です^^;
口コミはここからチェックできるので、よかったらお暇なときに見てみてくださいね~
乳腺炎を放置するとどうなる?悪化すると入院や手術の可能性も!
- 最近おっぱいがなんだか痛い
- 乳房がよく張る
- 乳首に白い点が見える
- 熱っぽい
- ズキズキしてきた
これらは全部おっぱいトラブルの「乳腺炎」の可能性があります。
少し経てばおさまるからといって放っておくと入院や手術が必要になってくることもあるくらい辛い症状が出る可能性がありますので、注意しましょう!
今回は乳腺炎を放置するとどうなる?悪化すると入院や手術の可能性もあるよ!についてお話しますね。
授乳中のママのおっぱいトラブルでよくあるのが乳腺炎ですね。
乳腺炎とはおっぱいにしこりができたり、カチカチになって傷んだり、乳房が熱をもって熱くなったり、お母さん自身が発熱に至ったりする症状のことを言います。
この乳腺炎って「ちょっと痛い」くらいだと放置してしまいがちなのですが、乳腺炎を放置すると感染性乳腺炎や乳房膿瘍という怖い病気に発展してしまう可能性があります。
乳腺炎が悪化すると起こる細菌性乳腺炎とは?
乳腺炎の主な原因は乳腺に母乳が詰まってしまう「うっ滞乳腺炎(急性うっ滞乳腺炎)」が多いのですが、このうっ滞乳腺炎を放置し、悪化すると詰まった母乳が長期間そこにとどまることになりますので、細菌が繁殖して子供の体内に入り込んでしまう恐れがあります。
とっても恐ろしいですよね(;゚Д゚)
これを「細菌性乳腺炎」と呼んでいます。
また細菌性乳腺炎の中でも症状が重いといわれているのが急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)で、これにかかると
- ズキズキした痛み
- 乳房が熱くなる
- 自身も38度以上の高熱を出す
- リンパが腫れて痛む
という症状が出てくることもあります。
細菌性乳腺炎が重症化するとおっぱいに膿が溜まるようになる
また、さらに細菌性乳腺炎が重症化すると乳房膿瘍(にゅうぼうのうよう)というおっぱいの中に膿(うみ)が溜まってしまう状態になることもあります。
そうなると切開して膿を取り出したり、場合によっては入院が必要になってしまうこともありますので、とても大変です。
乳房膿瘍では先ほどの可能性乳腺炎と似たような
- ズキズキする激しい痛み
- 38度以上の発熱
- 倦怠感や寒気
などを伴うことがあります。
何事も自己判断は禁物ですので、おっぱいが固くて熱を持っている、体がだるい、熱がある、といった症状があったらなるべく早く病院にかかるようにしましょうね。
あゆみの一言
乳腺炎を悪化させないためには母乳が詰まりにくい状態にしておく必要があります。
日常生活でできる簡単な母乳の詰まりや張りの予防法や食べ物飲み物についてはこちらの記事でご紹介しています。